ゼレンスキー大統領退任か!?戦局を左右するアメリカの軍事支援は再開されるのか?

政治家

ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談は激しい口論となり、決裂に終りました。ここでゼレンスキー大統領はロシアに利することになり、ウクライナの舵取りは何処に向かうのか、日本も無関係ではなく、今後の情勢をしっかりと見極める必要があるでしょう。

ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談失敗について

ゼレンスキー大統領は退任するのかどうかの瀬戸際に立たされているのか?!

ウォロディミル・ゼレンスキーはウクライナ第6代大統領として就任し2019年5月20日からその職責を続けています。

現在はロシアのウクライナ侵攻により激しい戦いの真っ最中ですが、日本時間で3月1日に行われたトランプ大統領との会談において双方が激しく口論となり、この会談は決裂に終りました。

これにより、トランプ大統領が望んでいたウクライナの鉱物資源を巡る権益の合意文書は破談となり合意が見送られました。

そして複数の米国メディアはトランプ大統領がウクライナに対する軍事支援の一時停止を命令したと発表しました。

これはウクライナとロシアが戦争終結に向けた和平交渉に取り組むまでの間、アメリカからすべての軍事物資の輸送を停止すると言うものでした。

これは2月28日(アメリカ時間)のゼレンスキー大統領とトランプ大統領が会談した際にとったゼレンスキー大統領の無礼な態度への対抗措置とみられています。

アメリカ政府はあくまでも一時的な措置としていますが、武器供給が停止された場合にそれがいつまで続くのか全くわかっていません。

これらの供給がストップしてしまえばウクライナ戦争の戦局に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

 

欧州の足並み

トランプ大統領との会談を終えたゼレンスキーはウクライナ大統領はその後ヨーロッパに向かいロンドンにおいて3月2日(日本時間)の夜、イギリスの呼び掛けにより15ヶ国の首脳が集まって会議が開かれました。

 

「ウクライナの停戦への影響が懸念されるなか、イギリスの呼びかけで、ヨーロッパなど15か国の首脳らが集まる会合が日本時間の2日夜、ロンドンで開かれます。
会合にはゼレンスキー大統領も出席し、ウクライナへの軍事支援の強化やロシアへの経済制裁のほか、停戦が実現したあとのウクライナの安全保障のあり方などについて話し合われる見込みです。
これに先だって、イギリスのスターマー首相は2日、公共放送BBCの番組で「ウクライナの永続的な平和を焦点とすることが重要だ」と述べ、イギリスやフランスが中心となり、平和維持部隊の派遣を含む停戦に向けた計画をウクライナとともに策定し、今後、アメリカに提示する考えを示しました。」

引用:NHK

 

ゼレンスキー大統領はトランプ大統領との会談が決裂した後でこのようにSNSに投稿しました。

「トランプ大統領、議会の超党派の支援、そして、アメリカ国民に感謝している。ウクライナの人々は常にこうした支援を高く評価している」と述べ、アメリカへの謝意を強調しました。
その上で「厳しい対話だったが、私たちは戦略的なパートナーであり続ける。トランプ大統領の支援は不可欠だ。彼は戦争を終わらせたいと思っているが、私たちほど平和を望んでいる者はいない」と述べ、トランプ大統領との関係を修復するとともに、ウクライナの鉱物資源の権益をめぐる合意文書を交わしたいという考えを示しました。その上でゼレンスキー大統領は「アメリカにはもっとしっかりと私たちの側に立ってほしい。プーチンとの対話を求めるのは理解できるが、アメリカは常に『力による平和』を訴えてきたではないか。われわれはともにプーチンに対して強力な手段を講じることができる」と述べ、ロシアへの圧力を通じてウクライナとともに停戦に向けた道筋を探ろうと呼びかけました。」

引用:NHK

 

ロシアの思惑

今回のトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談の決裂を一番喜んだのはいうまでもなくロシアでした。

ロシアのザワロフ報道官は1日声明を発表し今回の会談は政治的にも外交的にも完全な失敗であったと指摘したのです。

今回のトランプ大統領・ゼレンスキー大統領の会談失敗によりゼレンスキー大統領の失脚はありうるのでしょうか。

「それは神のみぞ知る!」です。

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