芳根京子さんはNHKの連続テレビ小説に2度の出演経験もある、若いながら実力派の女優として芸能界で大活躍されています。今回はそんな芳根京子さんが中学2年生の時に罹患した「ギラン・バレー症候群」という病気について芳根京子さんとの関わりやその病気をできるだけわかりやすく解説してみました。是非最後までお読み下さいね。
芳根京子病気の序章
芳根京子さんは1997(平成9年)年2月28日生れの27歳です、所属事務所は「ジャパン・ミュージックエンターテインメント」です。
芳根京子さんは中学2年生の時に「ギラン・バレー症候群」を患いますが、約1年の治療を重ね症状は回復へと向かいました。
そして高校1年生の時に友達に誘われて一緒に行ったライブ会場にてスカウトされて芸能界に入ります。
芸能界に入ると仕事が忙しくなり通信制高校に転校します。
レッスンを重ねた芳根京子さんは2013年にフジテレビ系ドラマ「ラスト♡シンデレラ」で女優として初デビューを飾ります。
このときに主演を務めた篠原涼子(同じ事務所の先輩)さんが憧れの人になりました。
翌年2014年福島・東京で行われたオーディションに合格して映画「物置のピアノ」で初出演、初主演を務めます。
また、同年には有名女優としての登竜門であるNHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」で朝ドラデビューを果たします。
2015年にはキャストオーディションで1000人以上の参加者の中から選ばれてTBS系のドラマ「表参道高校合唱部!」で初主演を務めます。
2016年にはNHKの朝連続テレビ小説「べっぴんさん」ではヒロインとして出演が決まりました。
2018年には「第42回日本アカデミー賞」の新人俳優賞を受賞しています。
こうして芳根京子さんは芸能界の階段を着実に一歩一歩上がって行ったのです。
芳根京子の病気とは
そんな芳根京子には過去に「ギラン・バレー症候群」という難病にかかったことがあったのです。
それは芳根京子さんが中学2年生の時でした。
この病気は筋肉を動かす運動神経に麻痺が起きて両手両足に力が入らなくなる症状が出ます。
この病気は難病ではあるものの自然に治ることも多いそうです、しかし油断できないのはこの病気で命を落とす場合もあるそうです。
幸い芳根京子さんの場合は約1年で完治してその後の回復は著しく、以前よりも足が速くなったり、持久走では1位をとったこともあるということでした。
この病気は急性に発症して、再発はしないことが原則だそうです。
ギラン・バレー症候群の完治率はおおよそ1ヶ月で回復に向かい、6~12ヶ月で約8割の患者さんが完治しているのです。
しかし残念なことに約2割の人は後遺症が残ったり、中には亡くなられる人もいるこは事実なので決して侮ってはならない病気の1つではあります。
重症化を防ぐには症状がピークを迎える1ヶ月の間の適切な治療が大変重要になってくるそうです。
芳根京子さんの場合は完治するまでは約1年近い歳月がかかりましたが、現在は完璧に完治しており、本人曰く体調は病気以前よりも凄く良くなってきているそうです、まずはめでたしですね。
芳根京子病気:ギラン・バレー症候群について
ギラン・バレー症候群は、感染症などがきっかけで身体の免疫システムに異常を来し、自己の末梢神経に障害を来たし、感覚がわかりにくい、痺れるなどの症状が出る病気です。
最も重症のギラン・バレー症候群患者でもほとんどの人は完全に回復するそうです。
只、稀に重症のギラン・バレー症候群になり、完全な麻痺を起こす可能性もあるということです。
侮ってはいけませんね。
ギラン・バレー症候群の発症率は年間で10万人に1.15人位の人がかかるそうです。
芳根京子さんもその中の1人になってしまった訳ですね。
でも今では完全に完治して芸能活動も日々活発に行っているようです。
ギラン・バレー症候群そのものは感染症ではないので、人に移ることはないそうですが、自身が感染症にかかると発症するため、食中毒や衛生面に対する気遣いが必要ということです。
発症のきっかけを作らないことが大事なんですね。
芳根京子さんもそのきっかけが全くわからないそうで、普段から気を付けていたいものですね。
特に旅行などで衛生状態の悪い海外に出かけるような時には注意が必要だそうです。
芳根京子さんもギラン・バレー症候群以降は特に衛生面に対する注意意識が向上したそうです。
これは人ごとではありません、我々も普段からの気遣いが必要ですね。
治療よりも予防ということでしょうか。
ちなみにこのギラン・バレー症候群にかかった芸能人はこれまでに
大原麗子さん
安岡力也さん
有村竜太郎さん
などが上げられますが全員回復しています。
芳根京子病気:芳根京子の病気以後
芳根京子さんは「憑依方女優」と言われることがあり、その役に入り込んで全身でその役を表現すると言われているのです。
よく同世代の「広瀬すず」さんなどと比較されることが多いそうですが、演技力においてはその圧倒的な力量が評価されているのです。
ビジュアルの広瀬すず、演技力の芳根京子と言われることもあるそうですね。
芳根京子さんは現在はギラン・バレー症候群は完全に完治していて女優活動にはなんの支障も来していなのです。
この病気に対して芳根京子さんはあまりくよくよせずに完治するという強い信念を持っていたそうです。
難病といっても放っておいても治る病気であるので芳根京子さんは希望を捨てずに病気と真正面から向き合っていたそうです。
この病気の原因は未だにハッキリとはわかっていないそうです。
近年の研究によるとウイルスや細菌に感染すると元々外敵から身を守る免疫システムが誤って自分を攻撃してしまい末梢神経などに大きな影響が出るのではないかとの研究結果が発表されているそうです。
本来、1ヶ月ほどで治る病気が芳根京子さんは完治するまでに役年を要したそうですから、ひょっとすると症状が少し重かったのかも知れませんね。
それでも芳根京子さんは持ち前の明るい性格と強い信念で病気に向き合うことで克服されたのですね。
こう言った経験はきっと芳根京子さんにとって女優として活動する上において何かしらの糧になっていることは間違いありませんね。
憑依方女優と言われる原点はこの病にあったのかもしれません、一瞬一瞬を無駄にせず、全身全霊で演技に打ち込むそういった精神をこの病で培われたのかも知れません。
何事も「災い転じて福と成す」、その不屈の精神をこの病は教えてくれたのでしょう。
芳根京子病気のまとめ
芳根京子さんは東京都出身で両親がともに東京に対して深い思い入れがあり、東京の「京」の文字を入れて京子にしたということです。
そんな芳根京子さんは中学2年生の時にギランバレー症候群という難病にかかります。
この病気は難病に指定されていますが、回復するのも早いと言われているのです。
しかし、芳根京子さんは完全に回復するまでに約1年間の日にちを要していました。
今ではスッカリ回復して女優業に大活躍されているのです。
ギラン・バレー症候群は10万人に1~2人という罹患率なのです。
これは末梢神経に障害が起きて手足が痺れ、感覚がわかりにくくなるという病気です。
年齢による偏りなどはなく、赤ちゃんからお年寄りまであらゆる年齢層で発症してしまいます。
しかし、難病であるにもかかわらずほとんどが1ヶ月以内で症状が治まる病なのです。
1ヶ月を過ぎると回復に向かいほとんど1年以内に約8割の患者が完治しているのです。
全体的に見ると男性の方に多くおきているようですが、芳根京子さんもこの病にかかったのです。
ギラン・バレー症候群は難病に指定されていますが、決して治らない病気ではありません。
それどころか放っておいても自然に治ってしまうことが多いのです、ほとんどの人は完全に治ってしまいます。
必要以上に恐れることはありません。
芳根京子さんもこの病気に対してはしっかりと向き合い治療を重ね完全に完治しています。
今ではこの経験のおかげで演技に対する思いは人一倍大きいものがあり、「憑依方女優」とまで言われる存在になっているのです。
ちなみに憑依というのは単に其の役を演じるのではなく完全にその役に乗り移ってしまうことを言います。
これが芳根京子さんが「憑依方女優」と言われる所以です。
芳根京子さんはこれからも多くの人々に今までに無かった素晴らしい演技を見せてくれることでしょう。
最後までお付き合い下さり誠にありがとうございました。
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