「富田望生（とみたみう）」さんは芸能界における
バイプレーヤー（脇役）としての存在感が誰よりも大きく育ってきました。
いまではどんな役柄でもこなせる引く手あまたの実力派女優として
注目を浴びるようになっているのです。
今回はそんな「富田望生」さんと朝ドラの関係を深掘りして
紹介してみたいと思います。ぜひ最後までお読みくださいね。
富田望生の学歴とは
富田望生さんはNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」
に出演して大いにその知名度を全国区に上げてきました。
そんな富田望生さんの学歴や学生時代の様子を調べてみました。
富田望生さんは2000年（平成12年）2月25日に
福島県いわき市にて誕生しました。
残念なことに望生さんが誕生する5ヶ月前に
お父さんが事故により他界してしまいます。
そのため富田望生さんは母子家庭で育ちました。
お母さんはビジネスホテルの支配人をやりながら
富田望生さんを女手一つで一生懸命育てました。
そうして富田望生さんは6歳になったときに
「いわき市立郷ヶ丘小学校」に入学します。
そして11歳になったときに
あの悪夢のような東日本大震災に遭遇します。
そのためお母さんの仕事の都合で
東京の小学校に転校せざるを得なくなります。
小学校を卒業すると今度は東京都府中市立府中第四中学校に入学します。
中学校では富田望生さんは吹奏楽部に在籍して
ドラム、クラリネット、パーカッションなどの演奏経験があるそうです。
中学校でもピアノを習っていましたが
先生が変わったためやる気がなくなり止めてしまいます。
そんな時にインターネットでタレント募集の公告を見て
中学1年生の時に芸能事務所「テアトルアカデミー」の
オーディションを受けこれに合格して芸能界入りのきっかけを掴んだのです。
その後この芸能事務所でレッスンを続けながら
映画やテレビのオーディションを受け続けましたが
なかなか合格までは至りませんでした。
そのため最初はエキストラが中心の芸能活動だったそうです。
しかし中学3年生になったときに「ソロモンの偽証」の
オーディションに合格して女優デビューを果たしました。
この時に受けたオーディションは主役ではなく
主演補佐の役目だったそうです。
富田望生卒業の高校とは
富田望生さんが卒業した
高校の詳しい情報はほとんどありません。
しかし、高校を卒業していることは確かなようです。
従って芸能活動を続けながら学業にも励むにはやはり
一番やりやすいのは通信高校だと思います。
富田望生さんはあまり高校時代のことについて
公表していませんが卒業資格のとりやすい
通信制高校に通っていた可能性が大きいのです。
通信制高校は学校に通学する日数を極端に押さえることが出来ます。
そのため富田望生さんは通信制高校で高卒の
資格をとったのではないでしょうか。
東京では芸能人御用達の高校である
「日出高校」や「堀越高校」に在籍した記録も残っていないのです。
ただ、可能性としては「日出高校」が有力とされているのです。
富田望生さんは2018年のインタビューで高校を卒業した報告があり
高校は無事卒業しているようですね。
富田望生さんが学校で一番好きな教科は音楽でした。
中学で芸能デビューしていましたが
高校でも3年間学業と芸能活動を両立させていたのです。
高校2年生の2016年には映画「モヒカン故郷に帰る」では
吹奏楽部の部長の役を演じています。
ちなみに、富田望生さんは高校を卒業すると
芸能活動に専念するために大学には進学しませんでした。
富田望生朝ドラの序章
「富田望生」さんは2000年（平成12年）2月25日（24歳）
現在の職業は女優、出身地は福島県いわき市です。
現在は芸能界におけるバイプレーヤー（脇役）
として盤石の地位を確立しております。
バイプレーヤーとして名声を得るには何十年も役者を勤め上げて
やっとその名声を得るのが今までは普通でした。
ところが、「富田望生」さんは生れながらにして
持つその演技力の高さが若くしてバイプレーヤー
としての才能を開花させたのでした。
「富田望生」さんの凄いところは芸能界デビュー当時から
役造りのために自身の体重をふやしたり
減らしたりとまるで
鈴木亮平（すずきりょうへい）さんのようなところがありました。
その役造りに打ち込む姿勢には執念のようなものが感じられます。
そんな「富田望生」さんがNHKの朝の連続テレビ小説に
起用されたのは2019年上半期の連続テレビ小説「なつぞら」でした。
「広瀬すず」が演じる主人公・奥原なつの親友役
よっちゃんこと居村良子役を演じてNHKの朝ドラに初出演を果たしました。
2023年にはNHKの朝の連続テレビ小説「ブギウギ」への出演も決まり
NHKの連続テレビ小説への出演は「なつぞら」以来2度目の出演になりました。
このドラマに出演が決まった時は、「キター！」と思ったそうです。
母子家庭で育った「富田望生」さんは
曾祖母と一緒に暮らしていましたが、曾祖母はよく「歌に支えられた」
と語っていたのでその中には笠置シズ子さんの歌もあったそうです。
この作品が発表されたときから「ぜひ参加したい！」
という思いがあったのでオファーが来たときは本当にうれしかった。
と語っていました。
その主人公は福島県出身なので運命を感じた
と「富田望生」さんは言っていました。
富田望生朝ドラ：朝ドラの歴史
ここでNHKの朝ドラについてその歴史を
簡単に紹介しておきましょう。
NHKの朝ドラの歴史は意外と古くて1961年にスタートした
「娘と私」が最初でした。
以来63年（2024年現在）の長きに渡って放送されて来ました。
1961年（昭和36年）に月曜か金曜までの1年間を
通して放送される帯番組として始まりました。
それまでは連続ドラマといえばNHKの連続ラジオドラマ
「一丁目一番地」などが有名でした。
そんなラジオドラマをテレビドラマ化するという
新ジャンルが「連続テレビ小説」の始まりでした。
当初は20分のドラマでしたが翌年の1962年からは月曜から土曜まで
8時15分から15分間のドラマになりました。
朝の時間帯の放送されたのは
新聞の朝刊の連載小説を意識したからだそうです。
こうして朝にドラマを見る視聴習慣を生み出して
半世紀以上多くの国民に親しまれるドラマが誕生したのでした。
「富田望生」さんやその他の大勢の俳優がこの朝ドラに
出演することで有名になって行きました。
朝ドラに出演することが俳優としての
ステイタスを上げる一つの「登竜門」となっているほどです。
多くの国民が視聴する「朝ドラ」では、主役はもちろんのこと
その脇役や助演の俳優も注目の対象になります。
主人公の友達や家族を演じてブレイクした俳優
や一気に大スターの仲間入りをした俳優さんも沢山います。
またこの朝ドラの脇役として出演し
こんどは自身が朝ドラのヒロインに採用された女優もいるほどです。
朝ドラは脇役や助演にとっても
名を上げる大きなチャンスを与えてくれるのです。
富田望生朝ドラ：高視聴を得た朝ドラ
それではこのNHKの朝の連続テレビ小説に
助演出演して有名になった芸能人はどれほどいるのでしょうか。
ディーンフジオカ（あさがきた）、松下洸平（まつしたこうへい〈スカーレット〉）
福士蒼汰（ふくしそうた〈あまちゃん〉）
山崎育三郎（やまざきいくさぶろう〈エール〉）
中村都志倫也（なかむらともや〈半分、青い〉）
松坂桃李（まつさかとうり〈梅ちゃん先生〉）
佐藤健（さとうけん〈半分、青い〉）などが上げられます【引用：株式会社CMサイト】
「富田望生」さんもまさにバイプレーヤーとして
朝ドラにおいて一段とブレイクした女優といえますね。
それでは歴代朝ドラの中で視聴率が
一番高かったのは一体どんなドラマだったのでしょうか。
視聴率で最高記録を出したのは「おしん」でした
なんと最高62.9％という高視聴率を記録しました。
まさに「神朝ドラ」だったんですね
平均でも52.6％という驚異的な数字をタタキ出していたのです。
ちなみに今（2024年3月）放送されている
「ブギウギ」は16.5％となっています。
いかに「おしん」の人気が凄かったかがわかると思います。
「おしん」は海外でも放送され大人気を博していました。
「おしん」のストーリーを超ザックリ説明すると。
20世紀の初の日本の貧しい東北の田舎で育った「おしん」が
さまざまな悲劇に見舞われながらも生き延びて
スーパーマーケットの経営者として
成功するという物語でした（ちょっとザックリ過ぎかな）
実に、世界60ヶ国でヒットしたのです
当時アジア初の世界的なヒットは前例がないくらい珍しいことでした。
2021年に原作者の「橋田壽賀子」さんが
95歳で亡くなったときは再び「おしん」への感心が高くなりました。
東南アジアなどでは「おしん」が
「戦後の反日感情をやわらげてくれた」
という人まで現れるほどでした。
「おしん」の主役は子役の「小林綾子」さんが
成長してからは「田中裕子」
老境に入ってからは「乙羽信子」と変化していきました。
その中でも子役を演じた「小林綾子」さんの
人気は他を圧倒する人気があったのです。
現在「おしん」の子役を演じた「小林綾子」さんは
51歳（2023年）になられています
このドラマにより「小林綾子」さんは国民的スターになりました。
これによると朝ドラの絶頂期は「おしん」は
別格として1970年代が全盛だったようですね。
「おしん」がダントツの1位ですが
2位以下から5位まではすべて1970年代の
ドラマが上位を占めているのです。
それに引き換え近年は朝ドラ人気の下降現象
が止まらないような傾向にあります
2000年代に入ってからはワースト1位から5位までは
すべて2000年代からになっているのです。
再びヒット番組が出て朝ドラ人気が
盛り返すことが来ることを祈りましょう。
富田望生さんはその起爆剤となってくれることを祈りたいですね。
富田望生朝ドラ：「ブギウギ」以降の朝ドラ
今後の朝ドラはどう展開するのか。
2024年3月をもって朝の連続テレビ小説「ブギウギ」は
終了しますが、新たに始まる朝ドラは「虎に翼」という
新番組で2024年4月1日より始まります。
これは日本初の女性弁護士
「三淵嘉子（みぶちよしこ）」さんをモデルにした
朝ドラです。
この朝ドラには原作がありません。
フィクションとして激動の時代を生き抜いた
一人の女性法曹とその人をとりまく波瀾万丈の物語となっています。
脚本作者は第40回向田邦子賞を受賞した「吉田恵里香」さんです。
そして主人公は朝ドラ出演2回目の
「伊藤沙莉（いとうさいり）」さんが務めます。
「伊藤沙莉」さんは2017年の朝の連続テレビ小説
「ひよっこ」の主人公の友人役での出演経験があります。
今回は「伊藤沙莉」さんは見事に主役の座を得たのです
新しいドラマの展開が楽しみですね。
2024年前期連続テレビ小説の主演の
「伊藤沙莉」さんはインタビューに答えて。
「決まってすぐには信じがたく
すごくありがたく光栄なことなんですけど
本当？みたいな疑いからかかって
今まさに徐々に実感してきています」と心境を語り
「強い女性というか、いろんなことと戦ってきた人だと思うので
強さもそうですが弱さも含め
人間らしくその方を表現できたら」
と語っていました。【引用：マイナビニュース】
富田望生朝ドラのまとめ
今回は若いながら令和の名バイプレーヤーとして
近年人気が急上昇してきた「富田望生」さんと
朝ドラの関係について深掘りしてきました。
富田望生さんは朝ドラ「ブギウギ」に出演したのは
2023年の11月28日に初登場して個性的で強烈なキャラで
「ブギウギ」ファンの度肝を抜きました。
主人公に弟子入りを志願する福島県出身の少女
小夜役を見事に演じ富田望生さんの演技力を
絶賛する声が湧き上がりました。
脇役は脇役でもそんじょそこいらの脇役とは訳が違う脇役です。
富田望生さんはまだ23歳と年齢は非常に若いにもかかわらず
すでに芸能生活8年目のベテラン女優としての
貫禄が感じられる演技派女優として育って来ました。
来年には富田望生さんが主役を務める
映画の出演の決まっているとのこと
実に楽しみではありますね。
富田望生さんの演技はコメディから
シリアスまでなんでも幅広く演じられる女優として
評価されるようになりました。
ここまで来るともう「藤山直美（ふじやまなおみ）」と
「泉ピン子（いずみぴんこ）」と
「樹木希林（きききりん）」と
「勝新太郎（かつしんたろう）」を足して4で割ったような
全く新しいジャンルの化け物女優（もちろんよい意味で）
に成長しそうな気がしてきますね。
こんどはぜひとも「朝の連続テレビ小説」の
ヒロインとして出演されることを大いに期待したいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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