ムロツヨシの若い頃から現代までを詳しく検証してみると壮絶な人生が

お笑い芸人

 

ムロツヨシさんという俳優さんは幼い頃に両親が離婚して苦労の連続でしたが、本人は持ち前の明るさと勤勉さでそれらを乗り越え今では日本の芸能界ではなくてはならない存在となっています。今回はそんなムロツヨシさんにスポットをあてて幼い頃から現代に至るまでの時代を検証してみたいと思います。

ムロツヨシとは

 

ムロツヨシという俳優さんがいらっしゃいます、2023年現在47歳になりました。

 

明るい性格と高い演技力で人気者のムロツヨシさんの本名はどういう訳か非公開となっています。

 

性格的には愛想がよく人当たりもいい人でだれにでも好かれる、自身の性格は楽天的であまり物事にストレスを感じないタイプだそうです。

 

そんなムロツヨシさんの若い頃はどうだったのか、どんな人生で今に至っているのか、などを本人の経歴などと共にその人物像をさぐって見たいと思います。

 

それではまずプロフィールから見てみましょう。

 

ムロツヨシのプロフィール

 

  • ムロツヨシ:本名不詳
  • 出身地:神奈川県横浜市港北区菊名
  • 生年月日:1976年(昭和51年)47歳
  • 身長:168cm
  • 血液型:A型
  • 職業:俳優、コメディアン
  • 所属事務所:株式会社アッシュアンドエー
  • ジャンル:映画、テレビドラマ、舞台、アニメ

 

ムロツヨシさんの生い立ちは少し不幸なようですね。

 

ムロツヨシの成長

 

まだ4歳の時に両親が離婚してしまいました、そして親権は大工だった父親に移ったそうです。

 

その前年には両親と一緒に七五三のお参りに行ったかわいい写真もあるのですが、翌年に両親が離婚し幼いムロツヨシさんにとってはその小さな心が痛んだことでしょうね。

 

両親の離婚後は父親と姉と3人で一緒にくらしていましたが、その父親も何と他の女性の元に走ってしまい、姉とムロツヨシさんは祖父母や父方の親戚に預けられたりの生活だったようです。

 

父親は家庭を大切にするタイプではなかったようですね。

 

その後は祖父母は親戚の家で育ち、両親の離婚後は母親とは会っていないそうで、何処にいるのかもわかないそうです。

 

ですからあまり母親のことを思い出したくなかったのか、母親の写真などはすべて処分されたそうです。

 

ムロツヨシさんの記憶にのこっている母親の姿は真っ赤な口紅姿だけだそうです。

 

そんなムロツヨシさんでしたが小学校6年生の時に父親から「結婚する」と報告をうけました。

 

そりゃあ6年生にもなって父親からいきなりそんなことを言われたらビックリしますよね、しかも相手の女性には幼い連れ子が二人いたそうです。

 

その時ムロツヨシさんは、また父親と一緒にくらすのかな、と思ったそうですが、なんとその父親と女性が引っ越して来たのは自分達が一緒に暮らしていた祖父母のアパートの隣の部屋だったといいます。

 

もうほんとうに無神経でどうしようもない父親ですね。

 

隣で好き勝手に暮らす父親をみていた祖父母とは当然、関係が上手くいくはずがありません、その父親と祖父母の間には亀裂が生じます。

 

特にお婆さんの心痛がひどかったようで、「いったいなんの因果でこんなことになってしまったんだろうね」と、その落胆ぶりは小学生のムロツヨシさんが傍目に見てもかわいそうだったそうです。

 

当然ですよね、ムロツヨシさん姉弟を祖父母に預けっぱなしで隣の部屋では新しい女性とのうのうと暮らす父親をみて、怒り心頭に発していたそうです。

 

そんなおばあちゃんは自分の息子であるムロツヨシさんの父親に対して次第に憎しみを抱くようになったそうです。

 

こんな父親ですからその後一緒にくらした女性とも上手くいかなくなり、またしても離婚!おまけに多額の借金までしていたようで、ほんとうに救いようのない父親だったようです。

 

その父親は親戚を借金の保証人にしておりその親戚は借金の肩代わりのため、なんと自己破産してしまったそうです。

 

自分を育ててくれた親戚に大きな恩義を感じていたムロツヨシさんはその後父親とは縁を切り、完全な絶縁状態になったそうです。

 

それ以来ムロツヨシさんは父親とは一度も会っていないそうです。

 

当然と言えば当然ですよね。

 

そしてお姉さんはこの頃はちょうど思春期でした。

 

そんなお姉さんも複雑な自分の家庭環境に耐えられなくなり、とうとう家出をしてしまい帰ってこなくなってしまいました。

 

それ以来ムロツヨシさんはお姉さんとも会っていないそうです。

 

本当に幼少期から何とも言えない壮絶過ぎる人生ですね。

 

その後のムロツヨシさんは高校卒業後1浪して「東京理科大学」に入学しましたが、せっかく入った大学もわずか3週間で行かなくなりました。

 

それは何故か、ムロツヨシさんが語るところによると、自分がこの大学を選んだ理由は偏差値が高かったからで、他に目的があった訳ではなかったそうです。

 

しかし廻りの友達はみんなこの大学で学びたいことがあってここに来たと言っていたのです。

 

ムロツヨシの決心

 

それを聞いたムロツヨシさんは自身を恥ずかしく思い、自分もしっかりした夢を持って生きて行きたいとおもったそうです。

 

そんな時に自分がファンだった「深津絵里」さんが主演する舞台「日だまりの樹」を見て感銘を受けました、そして自分自身の目的として最終的に選んだのが芸能界に入るということでした。

 

そして幾つもの芸能事務所のオーディションをうけましたがいずれも不合格。

 

しかし、不幸な過去を持つムロツヨシさんでしたが、非行に走ることもなくその育ちは実に健全で明るくポジティブな性格でした。

 

そこでムロツヨシさんはあまりお金のかからない俳優養成所に入り“いつかは自分もきっと有名になってやる、芝居を続けていればきっと楽しい日々が訪れる”とひたすら演劇をつづけたのです。

 

こうして下積み時代が長かったムロツヨシさんにも26歳になったときに転機が訪れます。

 

ムロツヨシの魅力を存分に発揮できる喜劇にであったのです。

 

ムロツヨシはある小劇団の打ち上げの飲み会でなんと「踊る大捜査線」などを手がけた本広克行監督と運命的な出会いがあり、それがムロツヨシさんの飛躍のきっかけとなりました。

 

この時ムロツヨシさんは監督の隣に座り込み、自身を強引に売り込んだのです、監督から「君ちょっとしつこいね」と言われながらもあきらめませんでした。

 

その甲斐あってなんと本広克行監督の作品に出演することをはたしたのです。

 

そしてなんと言っても大きく彼を有名にしたのがNHKの朝ドラ「ごちそうさん」に出演してからでした。

 

この時の強烈なキャラクターが人気を呼び、一気に全国のお茶の間に浸透していきました。

 

ムロツヨシさん38歳の時です、それまでにも名前は知られていましたが、なんと言ってもこの朝ドラ出演が彼を飛躍させました。

 

しかしながら現在に至るも本名を伏せているのには深い理由がありました、それは本名だと両親に自分の存在がばれてしまうかも知れないという思いがあったからだそうです。

 

特に母親には特別な感情があるそうです。

 

いまさら恨んでもどうにもならない、会いたくなったらあの幼い頃に七五三のお参りに連れて行ってもらったやさしい母親を思い出せば十分だという思いがあるそうです。

 

母親には会いたい気持ちはあるけれど、返って迷惑をかけたくない、という思いもあるからだそうです。

 

こういう立場に立つと誰でも母親を恨むとおもいますが、ムロツヨシさんはそうではありませんでした。

 

けなげですよね。

 

でもその後、サンマさんの番組を見ていた母親から所属事務所に連絡があり「ムロツヨシは自分の子供です一度会わせてもらえませんか」という内容だったそうです。

 

ムロツヨシさんはそれを受けて会う約束をしました、そして約40年ぶりに再会を果たしたのです。

 

でもいきなり会ってもそう話しが出来る訳ではありませんでした、ただ生んでくれたことを感謝し、恨みがましいことはいっさいいいませんでした。

 

しかしながら母親からは謝罪の言葉はなかったそうです。

 

そんな母親は現在再婚して新しい家族を持っているといわれました。

 

ムロツヨシさんは後日、母親には新しい家族があって僕はこれ以上踏み込むべきではないとおもったそうです。そしていつまでも幸せでいて下さいとお伝えしたそうです。

 

まとめ

 

今回は俳優のムロツヨシさんについて若い頃というテーマで解説をしてきました。

 

ムロツヨシさんは壮絶な過去をもっていました、4歳で両親が離婚しその後の生活は困窮を極めたようですがそんなこともものともせず、ムロツヨシは明るく前向きに懸命に生きてきました。

 

そんなムロツヨシさんですが、彼はまだ結婚はしていません。

 

しかしながらX(旧ツイッター)を見ると彼と結婚したい女性は山ほどいます。

 

誰とでもフランクに付き合い表裏のない、隠し事が出来ないところが女性にもてる原因なのですね。

 

世の男性は大いに見習って下さい。

 

そして遅咲きではありますが、今では人気を不動のものにしています。

 

若い頃から逆境にめげず不断の努力を積み重ねた結果、いまのムロツヨシを作り上げたのです。

 

そんなムロツヨシさんですからこれからも芸能界で輝き続けて行くことは間違いありません。

 

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