今人気女優の小芝風花さんは幼少のころに大阪府の堺市で育ちました。そんな堺市は古くから歴史と伝統のある街として大きく発展して来ました。今回はそんな小芝風花さんの出身地である堺市の素晴らしい部分を余すところなく、紹介することにしました。この記事を読むことによってより一層小芝風花さんと堺市が好きになってもらえると確信しています。
小芝風花出身序章
小芝風花さんは最近メキメキと人気急上昇中の女優さんです。
1997年（平成9年）4月16日生れで26歳（2023年現在）そんな小芝風花さんは小学校3年生から中学校2年生までの5年間はフィギュアスケートに打ち込んでいたのです。
冬季オリンピックを目指して、バッジテストも7級を取得するほどフィギュアスケートに没頭していたのです。
ちなみに当時の憧れの選手は鈴木明子選手だったそうです。
そんな小芝風花さんは2011年に行われた「イオン×オスカープロモーション ガールズオーディション2011」で最優秀グランプリを受賞。
元々芸能界にも興味があったため、その時点でフィギュアスケートと芸能活動の両立は難しいと考え、フィギュアスケート選手のほうは断念して芸能活動だけに専念することになりました。
2012年に「息もできな夏」で女優デビューを果たし、その後も映画初主演「魔女の宅急便」で映画デビュー。
同作品で第52回ブルーリボン賞・新人賞及び第24回日本映画批評家大賞・新人女優賞を受賞。
また2016年にはNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」第102回ヒロインの娘・千代役で出演するなど、若いながらも今や芸能界では押しも押されもせぬ大女優への階段を登りつつあります。
小芝風花出身堺市の位置
今回はそんな小芝風花さんの出身地である大阪府堺市を深掘りして紹介するとともに、小芝風花さんの出身校なども合わせて紹介していきたいと思います。
小芝風花さんは大阪府堺市の出身ですがそんな小芝風花さんを育んで来た堺市とはいったいどんな街なのでしょうかを徹底的に調査して見たいとおもいます。
堺市は近畿地方の中部に位置して、大坂府の中南部に位置する都市です。
大坂で人口・面積が第二の政令指定都市となっています。
堺市は仁徳天皇陵古墳をはじめ百舌鳥古墳群が構築されています。
また戦国時代以前から海外交易の中心地として「自由、自治都市」を形成して、日本の経済、文化の中心地として、繁栄してきた歴史のある街です。
そして、戦後は臨海コンビナートや泉北ニュータウンの造成などを経て、いまでは約82万人を有する大都市へと発展してきたのです。
現在の堺市は、仁徳御陵を始め、百舌鳥・古市古墳群が2019年7月6日にユネスコ世界遺産委員会で日本では23番目、大阪では初の世界遺産に登録もされました。
小芝風花出身の町
小芝風花さんはそんな街の堺市で生れ育ち、実家は堺市堺区浅香山町の中にあります。
世界遺産に登録された世界一の墳墓である仁徳天皇陵には小芝風花さんのある実家からは歩いて30分位の位置にあります。
その側には日本の歴史公園100選にも選ばれている「大仙公園」という大きな公園もあり、小芝風花も小中学校の時代にはその公園で遊んだ経験もきっとあることと思います。
小芝風花さんが卒業した小学校「浅香山小学校」（堺市堺区今池町5丁4-43）はJRの堺市駅からは歩いて10分ほどの位置にあります。
この浅香山小学校は父兄からの評判もよく、近くには交番もあり、安心して通学出来る小学校であり、親や子供さん達から通いやすい良い小学校という評判があります。
この評判の良い小学校で小芝風花さんはのびのびと学業に励んできたのですね。
この浅香山小学校の重点取り組み目標は、
1 子供の学びに真摯に向き合う（不断の授業改善）
2 子供の居場所と出番を作る（豊かな心の育成）
3 チーム浅香山として支え合う、高めあう（学校組織力の向上）
などを目標として取り組み、小芝風花さんはこんな素晴らしい目標を持った小学校を卒業しているのです。
浅香山小学校の最寄り駅である堺市駅からは大阪市の天王寺にも快速電車で約10分の距離です。
天王寺には我が国最初の大伽藍で、聖徳太子の創建による「四天王寺」などもあり、約200の寺社があり、様々な名所旧跡も多く、歴史と伝統の息づく街です。
そして美術館や子供達に大人気の「天王寺動物園」が天王寺駅の近くにあり、小芝風花さんも小さい頃は天王寺動物園に両親に連れられて遊びに行った経験があるでしょうね。
小芝風花さんの出身地、堺市は千利休により開化した茶の湯文化の発祥地でもあり、また400年以上前に建てられた江戸時代初期の町家の一つとして山口家という町家があり、昭和41年（1966年）には国の重要文化財に指定されています。
小芝風花さんはそんな豊かな歴史と伝統文化に育まれた街で育ってきたのです。
小芝風花さんは出身地の堺市で2010年3月に堺市立浅香山中学校に進学しました。
2012年に芸能界入りをしたことで東京都立目黒日本大学中学校に編入し2013年3月にここを卒業して4月には目黒日本大学高等学校（旧 日出高等学校）へ入学しました。
2016年に卒業、高校では芸能活動に専念したために通信制を選択されたようですね、この高校は芸能人や有名人の子弟が沢山入学していることでも有名です。
その後は芸能活動に専念するために大学へは進学していません。
小芝風花出身地の産業
それでは小芝風花さんの出身地である堺市にはどんな産業が有名なのかを見ていきましょう。
堺市は古くから鉄砲作りが盛んで戦国時代には織田信長はこの堺から多くの鉄砲を入手したことでも有名となっています。
堺が鉄砲の町として発展したのは、平安時代末期から鋳物産業が盛んで貿易港として栄えていましたがその中の一人が種子島に寄った時に鉄砲を作る技術を覚えて帰ったのが最初でした。
それからわずか6年後に織田信長は堺の鉄砲職人に対して600挺の鉄砲を鉄砲の製造を依頼したのです。
そしてこの時に作られた鉄砲があの有名な武田信玄との長篠の戦いにおいて使われ、織田信長の大勝利に終ったことは日本の歴史が証明する通りです。
そして堺市で最も有名な産業の一つに包丁生産があります。
堺の刃物は約600年の歴史があり、15世紀に刀工を祖とする包丁鍛冶集団が現在の石川県から堺へと移住したことから始まります。
そしてそうして鋤や鍬などを作る職人集団が堺に定住したことから鍛冶技術がどんどんと発展していきました。
それが今の刃物産業の大発展へと引き継がれて来たのです。
小芝風花さんの出身地である堺は刃物の街としても世界的に有名となっています。
「堺打刃物」として有名なこの堺刃物の特徴はなんと言っても切れ味です。
両刃が主流の世界でもあまり類を見ない形で、刃は鋭角で切れ味はスパッと鮮やかな切れ具合、また種類も豊富で、柳刃庖丁（刺身用）、薄刃庖丁（野菜用）、出刃庖丁（魚や肉を切る）など、素材に応じて形状が異なるのも特徴で、その種類は約40種以上にもなります。
そしてこの庖丁の製造工程は古くから分業が確立しており、製造、刃付（研ぎ）、柄付といった工程により一本一本丁寧に仕上げられています。
これらの行程は日本刀を作る工程と良く似ていますね。
そのため堺の庖丁はその抜群の切れ味と美しさから世界のプロの料理人に愛用されているのです。
小芝風花さんのお父さんは中国の上海でラーメン店をされているようですが、お店で使っている庖丁は当然この堺で作られて庖丁を使っていることでしょうね。
堺市のもう一つの有名な産業は「自転車」です。
堺は「日本自転車産業発祥の地」と言われています。
それは刃物や鉄砲造りで培った技術を生かして明治時代に輸入された自転車の補修部品を手がけ、高い技術を持つ自転車部品を生産する地場産業に発展してきました。
小芝風花さんも堺で生活をしていた時にはこの堺市で作られた自転車に乗って颯爽と走っていたことでしょう。
小芝風花出身のまとめ
今回は今人気急上昇中の女優小芝風花さんの出身地である大阪府堺市の魅力を余すところなく紹介出来たと思います。
堺市には全国的にも有名な世界一の墳墓である仁徳御陵をはじめ数々の歴史遺産も沢山あり、また海上空港の関西国際空港などもあって、幹線道路など、インフラも整い、国際的な交通基盤が充実しています。
京阪神や日本の各主要都市だけでなく海外へのアクセスも容易な立地条件に恵まれ、ビジネスの可能性が大きく広がる都市として発展しています。
小芝風花さんはこんな歴史と伝統の織り成す素晴らしい街に生を受け幼少期よりのびのびと育って来たことでしょうね。
子役から成長した大人の女優としてこれからも小芝風花さんの出身地である堺市と共に大きく発展して行ってほしいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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