「はるな愛」さんは日本の芸能界においてニューハーフタレントとしての地位を盤石のものにしています。しかしながらここまでたどり着くには幾多の苦難がありました、それを乗り越えて今では日本を代表するニューハーフタレントとして日夜活躍しておられます、今回はそんな「はるな愛」さんの昔の姿を掘り起こして紹介してみることにしました。この記事を読むことによって「はるな愛」さんの理解度がますます深まるでしょう。
はるな愛昔の序章
「はるな愛」さんは1972年（昭和47年）7月21日生れの51歳です。
出身は大阪府大阪市で、職業は俳優、ニューハーフタレント、歌手、実業家、YouTuber、タレントなどと幅広く芸能界で大活躍されています。
本名は「大西賢示（おおにしけんじ）」といいます、本人はトランスジェンダーなのです。
所属事務所は「サンズエンタテイメント」で自身が社長を務める株式会社「裕貴那（ゆきな）」代表取締役です。
「はるな愛」さんは現在は東京在住です。
両親は共に四国出身で昔、大阪に転居した時に同じ市営住宅に入居したことをきっかけで結婚しました。
この両親は後に離婚してしまいます。
家族は「はるな愛」さんの下に弟さんがいます。
今は女性として生きる「はるな愛」さんですが、幼少期は男として産まれたものの、物心ついた頃から自分は女性だと意識していました。
大和川小学校時代には女装してものまね番組などにも出演していました。
中学校になってからは、虐めにあっていたためにほとんど勉強は出来なかったそうで、成績は相当悪かったと語っていました。
13歳の中学2年生の時に女装してテレビのバラエティー番組などにも出演していましたが、本人曰く、「当時は無理矢理女装させられた」と嘘をついたと語っていました。
13歳になった「はるな愛」さんはこの頃に将来は本格的にニューハーフとして生きて行こうと思っていたそうです。
はるな愛昔：家族の反応
弟はお兄ちゃんである「はるな愛」さんのタンスの中身が気になり、開けたところ女性の下着が数枚入っているのを見て、お兄ちゃんが女性になりたがっているのがわかったそうです。
普段の立ち居振る舞いから薄々おにいちゃんの気持ちを感じ取っていたのでしょうね。
そんな「はるな愛」さんですが、出身小学校は大阪市立「大和川小学校」です。
ただし、この小学校は1,989年（平成元年）に閉校となっています。
家族は両親と弟の4人家族でした、お父さんは長距離トラックの運転手をしていたそうです。
「はるな愛」さんは幼い頃から、アイドルが大好きで、小学校に入った時には当時流行っていた「ピングレディー」のものまねをよくやっていました。
とにかく女の子が大好きで自宅ではアイドルのように振るまい、昔はお母さんのタンスからワンピースを引っ張り出してアイドルごっこを弟と一緒にやっていたそうです。
かといって、弟さんは女の子になりたいなどと思ったことは一度もありません。
しかし長距離トラックの運転手をやっているお父さんに見つかった時にはいつも「お前、男だろう」と言って叱られていたのです、そして顔をたたかれたこともあったそうです。
そう言って叱られたことは一度や二度ではなかったそうです。
はるな愛昔：芸能活動の始まり
1,985年3月3日に放送された「全日本ちびっこ歌まね大賞」では「森進一」の「北の蛍」を歌い、見事に優勝されているのです。
この時は中学2年生でしたが女装して出場していました。
中学校を卒業後は高校に進学し、なんと空手部に入部しました。
しかし高校を中退してしまい、その後は大阪心斎橋のニューハーフショーパブ「冗談酒場」に務め現在も時折、「冗談酒場」のステージにゲスト出演しています。
1,991年に自身が性同一性障害であることを父親に告白し、ニューハーフとして働いている事を報告します。
その後、1,995年になって大阪市内のクリニックにて性別適合手術を受け、本格的な女性としての第一歩を歩み始めました。
女性にはなりましたが「男性と結婚するまでは、大西賢示でいることが親孝行」と自身に言い聞かせ戸籍上の名前はいまでも「大西賢示」のままであります。
はるな愛さんは性別適合手術だけでなく、かなりたくさんの手術を繰り返して来ました。
性転換手術、豊胸、おしり、目、鼻、歯科矯正、エラ、永久脱毛、ヒアルロン酸などと幾たびか自身の身体を改造してその費用はなんと6,000万円位だそうです。
今の美人でかわいらしい「はるな愛」さんを実現するために、我々の目み見えないところで、涙ぐましい努力をされて来たのですね。
今、「はるな愛」さんを初めて見た方は「はるな愛」さんが元男性だったとは想像も付かないくらいに女性として見事に変貌されていますね。
はるな愛昔：はるな愛の声色の謎
そんな「はるな愛」さんの芸歴は意外と長くて、1,996年頃には関西テレビなどにレギュラー出演されていたこともあり、芸能活動も長く続いて来たのです。
1,998年には上京してタレント事務所に所属しました、そして、もうこの頃にはスッカリ女性としての姿になっていたのです。
「はるな愛」さんは今51歳ですが、昔の若い頃とは少し変わった部分があります。
それは「声」です、それは私も感じていましたが、確かにお若い頃はもう少し女性的な「声」だったような気がします。
どうも今の「声」は少し枯れているというか、低くなったような感じですね。
「はるな愛」さんは以前、ものまねなどで「松浦亜弥」さんの「エアあやや」が有名です。
実際に「声」を出して歌われている姿などを見ても、女性らしい綺麗な澄んだ高い「声」を出して歌われていました。
その当時と比べてみてもやはり今の「声」は低くなっていますよね、あるコマーシャルで歌われている「声」を聞いてもやはり以前と比べると、低くなっているような気がします。
これは年齢のせいだけなのでしょうか。
どうもそれだけではないようですね、「はるな愛」さんは女性らしい美しい「声」を出すために声帯を酷使したようです。
これが負担となってしまったようですね、酷い時には「声」自体が出なくなったこともあったようです。
実はこの時に「エアあやや」が誕生したそうです、この辺は何事にもポジティブな「はるな愛」さんならではですね。
もう一つ考えられるのは飲酒です。
「はるな愛」さんは実業家としても成功されていますが、そのためにお酒を飲む機会が多いそうです。
お酒もほどほどにしないとやはり「声」に影響がでるそうで、そのために声帯に影響が出て「声」が低くなった可能性も無視できないということですね。
皆さん、お酒の飲み過ぎには注意しましょうね。
只、「声」はいくら変化しても「はるな愛」さんの女性らしさはどこから見ても盤石であることに変化はありません。
そして最後に考えられるのは、加齢です。
やはり長年女性を意識した「声」を出すために声帯に負担がかかったこともあるのかも知れません。
声帯を動かす力が加齢により衰えることも十分にあるそうです。
そしてもう一つの変化は若い頃に比べるとどうも近年の「はるな愛」さんは少々体重が増えたようですね。
激太りという方もいるくらいです。
「はるな愛」さんは太ったり痩せたりを繰り返して来た歴史があります。
3ヶ月で10.5kgも痩せたこともあるそうです、これはかなり急激な痩せ方になりますね。
そんな時でも一日三食の習慣はきちんと守ってダイエットストレスにならないように気を付けていたそうです。
また食べる順番もきちんと決めて採っていたそうです、それだけ計画的にきちんとできるのは「はるな愛」さんの意志、精神力の強さがうかがえますね。
ただし現在のお姿を拝見すると、どうやらリバウンドしてしまったようです、でも「はるな愛」さんならばその気になればまた元のスリムな姿に戻ることも十分考えられます。
急激なダイエットは急激なリバウンドに繋がるそうで、減量はあせらずユックリ行いましょう。
はるな愛昔のまとめ
今回は「はるな愛」さんというニューハーフタレントに焦点をあてて「はるな愛」さんの昔はどうであったかなどを検証しました。
「はるな愛」さんは幼少期より自分は女の子のほうが向いているという思いを昔からずっと持ち続けて来たのです。
「性同一性障害」であったのですが、当時はそのような言葉は世間にはほとんどありませんでした。
そのため青年期に入るまでは「はるな愛」さんは随分と悩やまれたこともあったでしょう。
しかし現代では「性同一性障害」の方は認知度も上がり、さほど珍しい存在ではありませんが、活き辛い面もあることは確かです。
そんな困難をポジティブに生き抜いて性転換手術まで実施して女性になりきった「はるな愛」さんの姿勢はまさに特筆に値します。
ニューハーフタレントは沢山いらっしゃいますが、性転換まで行っているのは少数ですから、ニューハーフとして生きる本気度が伝わってきますよね。
いまではニューハーフタレントとしてトップクラスの地位にまで上り詰めた「はるな愛」さん。
男であった昔とキッパリ縁を切った「はるな愛」さん。
「はるな愛」さんのポジションは盤石です。
これからも、芸能界におけるニューハーフタレントとしていつまでも輝き続けて行かれることでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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